ディア•ダディのハナシ
- AKEMI YOSHIDA

- 2016年9月13日
- 読了時間: 1分
物心がついた頃から、父を嫌悪するあまりに社会に おける自分のポジションを見失い、間違った事をさんざんしてきた。
親の愛情を拒絶すると、それは植物のとっての太陽の光や水のような物なのだろう、素直に育たない。
人生論を語るつもりは無い。
父の亡きがらを花で飾っていた時にとめどなく流れた涙の意味に気づいたのだ。
後悔と懺悔。憎しみは行き場のない愛情の屈折した姿だった。
実家には今、ひとりぼっちになった母が住んでいる。
庭先にポツリ咲いたカラーの花は、凛として、しかしどこか寂しげで、父の面影を見た。

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